略歴続き

あけましておめでとうございます。 昨日の東京のコロナの感染者が1337人はショックでした。ここでまたロックダウンをしないと数が落ちないかもしれません。ぐっと我慢で乗り越えましょう。先回のハレビさんの略歴を続けます。

 ハレビさんの特別の使命はカバラの伝統のアップデイトでした。彼は伝統の複雑さと神秘化を明快にする必要があると理解していました。それらは何世紀にわたって、心理学、占星学、宗教ならびに科学などの主題に積み重ねられてきていたのだ。彼の特別の献身は、生命の木の三角形を挿入し、心理の木を細かく説明する事を始めたことである。ヤコブの梯子の図を研究し、肉体、心理、霊的、神性の世界が互いに作用し合っているので、私たちが受容的な神性の器官であって神が神を見ることを目指していることをあきらかにしたのである。
 
 彼はカバラの伝統を、書くことで残してきたが、勉強会を組織し、彼の記念碑的な部屋で瞑想会を組織して来た。彼の部屋は図や聖なる物や秘教の本の本棚、最愛の望遠鏡などでいっぱいである。このような同じ部屋は、彼が色々な住まいを引っ越しても、彼にくっついてきた。彼の教えは人生経験と歴史の関連性の良さにあり、またユダヤ文化に深く埋め込まれたユーモアの伝統が極めて重要である。彼がジョークを言うときは楽しく忘れられない。

 50年以上、グループを教え、ワークショップや講義を他の学校で持った。たとえば、テオゾフィカルソサイエティや、彼が委員を務めるテメノスアカデミーである。かれはヨーロッパ、南北アメリカ、日本、イスラエル、エジプト、オーストラリア、南アフリカなど多くの国で教え、聖なる場所の巡礼に行った。ハレビさんの学校はカバラソサイエティであり、トレドの伝統とも呼ばれている。それは古典的スペインから来る流れに言及する。それは中世トレドでユダヤ人とクリスチャンとイスラム教徒が平和に生き理念を交換したところである。

 ハレビさんは多くの人を個人的にアドヴァイスし、しばしば占星術図を使って、彼らの内面や人生の状況を洞察し、占星学とカバラの原理で助言した。彼の教えの中心は、カバラを練習することは個人的経験と洞察によるということにある。

 彼の17冊のカバラについての本は、占星学と小説を含め、翻訳され、16ヶ国語で出版されている。再販された本はebookで読むことができる。

 ハレビさんは世界中の多くの生徒と友人に愛され、皆非常に悲しんでいる。世界は預言者的賢者を失った。

彼は妻であるレベッカさんに33年間支えられてきた。