シモン・ハレヴィについて

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フィリングはポール・ソロモン師の他にもう一人の師、ハレヴィ師からユダヤ伝統のカバラを学んでいる。
彼はワレン・ケントンというイギリス人であるが、ユダヤの伝統のラビとしての名前をゼヴ・ベン・シモン・ハレヴィという。真正の神秘家である。
40年に及ぶカバラの研究のすえ、カバラを現代の言葉で伝えることを使命となさっている方である。


彼の著作は世界中で翻訳され、イギリス、アメリカ、オ-ストラリア、ドイツ、オランダ、ロシア等世界中でカバラを教えている

彼の洞察の深さと明晰さは万人を魅了する。
彼のグル-プはカバラ・ソサエティといい、毎年ユニ-クな国際会議を開催する。
カバラの栄えたスペイン、トレドの伝統を継承し、ユダヤ、イスラム、キリスト教の融和を、一つの課題としているのである。

シモンハレヴィ師は40年に及ぶ研究と秘教的修行の末、カバラを現代に翻訳し、今の世界にこれを伝え、生かすことを使命としている。

ゼブ・ベン・シモン・ハレビとのインタビュー
グノーシス・マガジーン誌
Byフランク・ドンノーラ
1997春号より抜粋

<シモン・ハレヴィ師とは>

かれこれ20年以上にわたって、ワレン・ケントン(a.k.a.ゼブ・べン・シモン・ハレヴィ)は、カバラとして知られる由緒あるユダヤ神秘思想の体系を書き、講義をし、教えてきました。
彼は12の本を出版し、11の言語に翻訳されています。
それらは『魂の学校』『カバリストの仕事』『アダムとカバラの木』『宿命の解剖学』と、小説である『聖別された者』などです。

ハレヴィ氏は、彼が呼ぶところのトレドの伝統に中心をおいています。
彼は、それが中世フランス・スぺインで形成され、最も純粋に教えを保っていると考えているのです。
彼はこれを、17世紀のラビ・イサク・ルリアの後期カバラに対照させているのです。
それはまた、ユダヤ教のなかでも圧倒的な高みを持ち、今日までその残照が残っているのです。

ハレヴィ師は、ロイヤル・アカデミー・オブ・アーツを卒業後、大学で芸術、建築、舞台について書き教えてきました。
ロンドンのプリンス・オブ・ウエールズ研究所のキャサリーン・レインのテメノス・アカデミーの講師もしております。
60才前半のかくしゃくとした、意志堅固な人で、妻のレベッカとともに、ロンドンに住んでいます。

私たちのインタビューは、小さなスペインの町ジェローナのうるさいカフェで行われました。
そこは1996年、ハレヴィ師の率いるカバラ・ソサエティの巡礼の旅が立ち寄った所なのです。
彼は、柔らかい口調ながらも、はっきりとしたアクセントと、固い確信を持って話しました。
独断を避け、示唆的でありました。
彼のこのような、歴史的伝統のなかでの位置について詳説するのはともかく、ハレビ師は、現代社会においてカバラがなにを言うぺきかについてのほうを、強調しているのです。
彼は、伝統が時代の中で育ち発現し、余分なものが取り去られていくものであるということを知っている、教育を受けた現代の人聞として発奮しています。彼は聴衆に向かって、ユダヤ教徒とキリスト教徒が、その2つの宗教が出会うことを目指しながらともに働き、古き分裂と傷を癒していこうと訴えました。
事実ハレヴィ師にとって、カバラは宗教超えた秘教哲学であって、真剣で誠実な人には誰にでも開かれているものであるというのが正確な表現なのでしょう。

「カバラの生命の木」
ヤコブの梯子、四世界の位置構造

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