博多で人生解読

 又懐かしい博多の人々と「人生解読」ワークショップをもちました。新しい人が2人というところは少し寂しかったですが、2人がなかなかパワフルで充実した2日間でした。どんな人もすごーい人生を生き抜いてこられたのだなと尊敬の念がまたまたたかまりました。またSさんの7本のバラの話から、先回には出なかった恋の話で大盛り上がり。Sさんがうつだったなんて!

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 さて今回は香春に連れて行ってもらいました。香春は新羅の神(つぬがらあらひと)がきて鎮まったと言う伝承があり、銅も採れ、金も銀もとれたところです。いまは石灰が取れるので、山が異様な形に削り取られているのです。このツヌガラアラヒトは「アラヒト」神社に祭られているのですが、天のヒボコと同じとも言われ、銅の精錬技術を持って朝鮮半島から日本に来た人々の神であったと思われます。これは秦氏の移住したところと重なりますし、神功皇后の祖先とも言える人々です。応神天皇を生むことにもなるのです。今はすっかり静かな町ですが、町おこし協力隊の若きリーダーにお会いしました。素敵に香春の採銅所駅をリニューアルして、まもなくオープンでした。香春神社の美しさもよかったです。

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不思議な彫像も謎!町内の観光協会の桃坂さんも古代史マニア。又行きたくなります。銅採掘の坑道入り口を間歩と呼びいくつか見られるようにもなっています。古代においてここの銅が奈良の大仏の製作に用いられたのです。楽しい一日でした。