さて11月23,24,25日に山口県の蓋井島(ふたおいじま)の神事を見に行こうという企画があります。6年に一回しかない神事です。神様は森に宿るという古い宗教の形を残しております。これは朝鮮の済州島にものこっています。又その後、彦島のペトログラフも見に行こうと思っています。関心のある方はご連絡ください。ご一緒に行きましょう。
さて次のスペインのカバラ聖地めぐりは、セゴヴィアに行きました。ローマの水道橋で有名ですが、そこはハレビさんのアノインンテッド(聖別された者)という小説の舞台になったところです。白雪姫の舞台になったという城が美しく残っています。偶然セゴヴィアで、広場で小さなお祭りに行き会い、踊ることになってしまいました。そこの市場もおもしろかったです。ここはまた「魂の暗い夜」という言葉を残した十字架のヨハネのいた修道院があります。いまだ人々の信仰が残っています。何よりも驚いたことは名所などの案内に日本語表記があったことです。日本人が沢山くるのかなあ。
さてイギリスに帰ってきて、空港ですったもんだしましたが、日本行きの切符が手に入ったので、思わず夕飯で乾杯。翌日はロスチャイルド家の邸宅を見に行きました。ロンドン郊外ですが、すばらしい庭園と建物とお宝とレストランがありました。いわゆる宮廷ユダヤ人として生き残った一族ですが、勿論皆さんご存知のようにアメリカに進出し、世界の経済界を牛耳っています。彼らもイギリス王室に食い込み、社会にも貢献して生き残ってきたのがわかりました。今はその場所はみんなの楽しめる公園のようになっていました。
そうやってその夜はジョアンナとカートの家で夕食をご馳走になり、来春の日本ツアーについても話し合いました。
そこにミゲルとダルマも来ていて、ダルマの中国の旅の話で盛り上がりました。パンダの繁殖地で見たパンダのかわいい話で大笑いでした。
その頃北海道の台風と地震の話がわかり、北海道で仕事場を持つ人はちょっと心配をしてました。被害が少なければよいのですが。こうやってフィリングの夏休みは終わりました。
2018年9月10月イヴェント案内
酷暑の夏がやっと過ぎ、秋らしくなってきました。まだ関西以西は暑いようですが、それでも38度や39度の日はなくなっているようです。しかし、台風や地震で大阪や北海道は大変な思いをしている方が多くいられます。早く日常が戻るように祈ります。
私たちもスペインで台風のことを知り、メンバーに関西に帰る人がいましたので焦りました。イギリスのヒースロー空港でなんとか代替のJALの最後の一席を取る事ができ日本に帰れることになりました。不幸中の幸いというか聖なるお方の助けとほかいいようがありませんでした。
じつは私たちはカバラの夏の学校に参加した後、スペインのカバラの聖地を回っていました。トレドとセゴヴィアです。トレドは中世スペインの首都だったそうですが、ユダヤ人とアラブ人とスペイン人が互いにカバラを学びあった聖地です。最近ユダヤ文化の見直しが盛んになって、町のいたるところにユダヤ人街の案内やメノーラを売る店が増えていました。白いマリア教会はしっかりシナゴーグとして案内されていましたが、私が最初に行った時は、ユダヤとの関連は伏せられているようでした。白いマリア教会は素敵です。アラブ様式でシンプルで清楚でした。お土産屋さんも充実していました。
セファルディ博物館も祈りが満ちていました。ユダヤ人の隆盛が偲ばれました。
来る時に仲良くなったマリアさんが面白いところを案内してくださりました。マリアさんは美術学校で数学を教えていたという面白い人でした。日本が神道であることも知っていました。彼女の学校をちょっと見せてくれたり、地下の遺跡に案内してくれたり、個人の家がどうなっているか友人の家の中に入らしてくれたりしました。
カバラ夏の学校3
トレドの次はセゴヴィアに行きました。ここはハレヴィさんの小説の舞台になった所です。また「魂の暗い夜」の言葉を残した十字架のヨハネの修道院のある所でもあります。白雪姫のお城のモデルになった美しい城がありました。
わたし達の泊まったホテル(ホテル・ドンフェリペ)から夜ライトアップされたのが見えて幻想的でした。トレドで泊まったホテルはホテルファンデロスレージェスといいい、昔の製粉工場をホテルに改造したそうで中世風で素敵でした。翌日は広場で市が立ち、お祭りもあって、メンバーの一人が踊らされました。とってもかわいく嬉しくになりました。マリアさんにエンジョイライフとしつこく言われたのが身にしみました。
次はシグエンサという田舎の町のパラドールに泊まりました。とても古風な建物で,山の向こうに虹が出てとても印象的でした。
その頃から大阪の台風の話と北海道の台風と地震のニュースが入って来ました。大阪に帰るルナさんは心配でした。瑞穂さんも仕事場が心配でした。ロンドンに帰ってきて、ヒースローでJALの一席が代替でとれてほっとしました。
翌日はロスチャイルド家の邸宅を見にいました。とてつもなく大きく豪華でしたが、イギリスの王室に食い込み、社会に貢献し、生き残ってきた様子が少しわかりました。
そしてわたし達の夏休みは終わりました。少し涼しくなっているのが嬉しかったです。
カバラ夏の学校2
夏の学校で来春のジョアンナとカートの来日に会わせて日本のミニツアーを計画しています。それを皆さんに連絡して参加を呼びかけました。そしてロンドンに戻ってきました。次の日は午前中はフリーメイソンのグレートロッジに行ってきました。そこでもハレビさんはカバラを教えていたそうです。そこで勿忘草のアクセサリーを買いました。第一次世界大戦後フリーメイソンの人々が貧しい人に経済的に援助して助けたので、助けられた人々がそれを忘れないというので、勿忘草をシンボルに使うようになったそうです。午後はハレビさんがカートの家に来てくださって、ちょっとお話しました。ハレビさんは思ったより元気で、質問はないのかと私たちに尋ねました。教師は健在でした。その後一緒に食事をして、うれしかったです。ハレビさんはアイスクリームをしっかり食べていました。万歳。
翌日はスペインに飛んでにトレドに泊まりました。トレドはそこでアラブ人とユダヤ人とスペイン人とがともに助け合いカバラの勉強をしたところです。ゾハールという本が世に出たのもここです。白いマリア教会というシナゴーグに行きました。ここはアラブ形式の建物で、キリスト教の教会として使われていたのですが、美しく清らかな光に満ちていました。前に比べてユダヤ人と文化に対する尊敬が生まれて、町のあらゆるところにユダヤ人街を示すサインがありました。中世の雰囲気の残る町並みを歩きアラブ料理のレストランで昼食を食べました。
汽車で面白い人に出会いました。美術学校で数学を教えていたマリアという人です。彼女が夕方からトレドの町を案内してくれました。地下の発掘したところや、お友達の家の中のパティオを案内してくれたりしました。私に神道かと聞いてきました。東洋に興味があるみたいでした。トレドの素敵な夕日を見るのにアルカザールにも連れて行ってくださいました。すっかりトレドが故郷になりました。