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2018年7月8月イヴェント案内

6月からフィリングは新学期が始まります。今年は色々新しい企画が始まります。一つは横山さんの草木染の講座です。自然とともに暮らす技があります。アイヌ刺繍と共に女の手仕事の意味を知るためのものでもあります。
一方、関谷先生が教える中国文化を大きく捉えて、手相から人相、方位、算命学までのコースが始まります。あまりどこでもあるコースではありませんので、出来れば全コースを取ることをお勧めします。
また松本が教える瞑想とスピーチコースは11月、12月、1月、2月に持たれます。ILC教師になることを希望する人はぜひおとり下さい。
長野の小布施ツアーは大好評でした。あまり多くの人が参加できなかったのが残念でしたが、小布施は本当に素敵な町でした。北斎の肉筆画が残っている岩松院は素朴な佇まいでしたが、一茶の句と共に有名だそうで、客も多く、みやげ物も充実していました。町の中の北斎館がすばらしく、中で上演していた映画が二本英文の解説もついていておもしろかったです。映画の物語は、北斎と高井鴻山(北斎を小布施に招いた豪商)との友情が描かれ、互いを先生と旦那さんと呼んだというところは思わずうるうるしてしまいました。また最後の場面で北斎を発見してヨーロッパに紹介したシーボルトの話が出てきて、何とオランダにあるシーボルト記念館の人が北斎はこれから100年以上も人を魅了するだろうとオランダ語で語ったのにはびっくり。マグダを連れてくることは必然だった!またその後の皆神神社もおもしろかったです。大本教が深く関わっているようで、五芒星のついた石碑があり、天の岩屋ありで、その上その地区の春祭りにも行き会い、巫女さんの踊りまで拝ませてもらいました。桜は満開でした。また行きたいです。またミニツアー計画したいと思います。ご一緒しましょう。
今年のロンドンでのカバラ夏の学校にいらっしゃいませんか?その後はスペイン・トレドに行くつもりです。

2018年5月6月イヴェント案内

マグダさんは今日早朝のKLM便で帰られました。私たちに多くのインスピレイションをくださいました。とにかく何とかなるという生き方そのものでもすごく刺激的でした。そしてほとんど完全な菜食で自然と共に生き、質素に暮らし、カバラを教え、困っている人のサポートを生きがいにしている様子に感銘を受けました。その上、取り上げる女の人の話がおもしろくて、その人達が私たちの中にあるという考え方はカバラを学んでよかったと思わずにはいられませんでした。それで勢いに乗って6月3日にその復習会をします。タイミングが合わず出席できなかった方はぜひおいでください。また多くの方にワークショップ成功のためにご助力いただいてありがとうございます。マグダさんの話に元気を貰ったとか、女に生まれてよかったという感想をいただきました。それをお伝えしたらマグダさんも日本に来てよかったと言っていらっしゃいました。私もこれを組んで良かったと嬉しくなりました。
マグダさんを連れて浅草に行った時、そこでもお祭りがあって、神職さんの行列の中に、鳥(たぶん鷺と思われます)の衣装を身に着けた巫女さん風の人達の列がありました。マグダさんと一緒に橿原考古学研究所博物館にいきました。その中に縄文か弥生の人々の生活を土人形で現した物がありました。その中で巫女さんが人々にお告げを伝えているのですが、鳥の衣装というか鳥そのものになっているのがありました。これが浅草の行列につながっているなと思いました。ちょっと背中が寒くなりました。

小布施その後

小布施の後、ばらばらになって帰宅しましたが、マグダさんは一人金沢にむかいました。金沢では一泊5千円という安さのアパホテルを見つけてあったのですが、そのホテルは道路わきでうるさくあまり良いとはいえなかったようです。しかしマグダさんは金沢のお城と庭と市場を楽しんで、奈良に7時ごろ登場。何があってもマグダさんは大丈夫みたいです。
翌日朝早く春日大社の朝のお勤めに行きました。大祓いの祝詞の意味を説明しましたら、とても納得していました。キリスト教は原罪などとイエスの教えを歪めているとおっしゃっていました。
その後は植物園がちょうど藤の花がきれいでした。麝香藤というとても香りの高い藤がちょうど咲いていました。その午後は新沢千塚に行き、そこの博物館を見せました。いろいろな発掘物にマグダは面白がっていました。ついでに橿原考古学博物館に行こうとしたら、職員の方が車に乗せてくださいました。皆さんすごく親切で感激でした。夕方は中華のビーガン料理を楽しみました。
翌日は別々に過ごしました。マグダさんは翌日の準備。奈良の国立博物館のカフェで授業のアイデアを練ったようです。私は雑用とペンダントのための紐さがし。私も翌日の通訳のために休みました。彼女のアイデアですが、奈良で借りている部屋をフィリングで使えるようにして保持したらというのです。なるほどそういう考え方もあるなと目下思案中。

小布施ミニツアー

東京でのマグダさんのワークショップが終わった次の日から、小布施へのミニツアーに行きました。一つはS氏の旧宅を見に行くこと、もう一つは北斎の絵が残されているのを見たかったというのが理由でした。
小布施は素敵な町でした。着いてすぐ岩松院に行きました。北斎の肉筆画の龍が天井画に残っているのです。色の美しさにびっくり。岩松院も桜や水仙の花で美しく、静かな雰囲気と共に心に染みました。

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その後北斎館に行きました。そこで北斎と高井鴻山との友情や北斎の人生を描いた映画がとても良く出来ていました。英語の字幕がついているし、最後のシーンにライデンのシーボルト記念館の方がオランダ語で北斎を褒め称えていました。マグダは突然のオランダ語にびっくり。北斎をヨーロッパに紹介したのはシーボルトだったのです。そして北斎の絵はフランスの近代絵画に印象派に影響を与えることになったのです。思わぬオランダと日本のつながりを実感することになりました。まるでマグダのための旅行でもあったようでした。
その後アケビの湯という温泉に泊まりましたが、そこでもマグダさんにベジテリアン料理を供していただいて感謝でした。
翌日は松代に行き皆神山に上りました。桜や枝垂れ桜が満開。正に皆神神社の春祭りに行き当たりました。巫女さんの踊りも見ることができました。そこにいたる道で天の岩戸とか大本教の石碑など不思議なエネルギーのある神社でした。桜の美しさと共に忘れられない体験となりました

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