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2022年11月、12月イヴェント案内

 マグダさんが大きなインパクトを残してお帰りになりました。私たちがあまり触れるチャンスのないハシディズムやバアル・シェム・トヴの話や、聖書に登場する女性たちの生き方を独自な視点で読み解いてくださったり、出エジプト記を私たちの人生に重ね合わせて語ってくださいました。その間面白い瞑想もあって、とても楽しみました。また話を聞きたいぐらいなのですが、次の人生でねと言ってお帰りになりました。自然にとても興味が深く、刺繍や織物にも興味があって、日本に深く惹かれているらしいのです。庭や花が大好きで、亡くなられた息子さんも植物園で働いていたとか。神代植物公園では息子さんの面影を感じたらしいのです。恐山も大きな感動を受けたようでした。来年は夏のカバラの学校で会いましょうとなりました。オランダもぜひ来てくれ、泊まりは無料と言っていました。参加希望の方は今からお金を貯めてください。

 さてすっかり冬のような景色になりました。今年は冬も早いようです。東京でもカバラ入門コースが始まります。またカバラ入門コースを教える人のためのコースも2回目が始まります。勉強の時期ですね。私も体調が戻ってきました。77歳の誕生日を祝っていただきましたが、体調でも大きな節目でした。今は自分で無理のないように教えることを続けていきたいと思います。

マキコランドのマキコ先生が体調を崩して2回お休みになりました。11月にはコーヒー教室だったのですが、車を運転するのが難しいので、刺繍の教室になります。コーヒー教室は荷物が多いのでフィリングでは無理なので、お弟子さんのところに来てほしいとのことです。11月17日にそれについて話したいと思います。

和賀先生の占星術教室は本当に入門クラスなので、占星術を勉強してみたいという方は、ぜひこのチャンスを逃さないようにしてください。

マグダさんの大阪トリン

 マグダさんが「聖書の女たち」のワークショップとバアルシェムトヴについて話をしました。「聖書の女たち」の話は本当に勇気をもらいます。聖書の時代は父系社会であったので、女性が貶められているというのがマグダさんの意見です。彼女の研究からラケルとレアとには友情があったというのがうれしかったです。サラのテントの瞑想も良かった。
 またバアルシェムトヴの物語は感動しました。父親がエリエール(バアルシェムトヴのこと)に恐れるなと諭すところは心を動かされました。父親もツデキムだったのですね。教育がいかに重要か思いました。
 その後天橋立と籠神社に行きました。梯子が落ちたという伝承があると言ったらすっかり興味をもってしまって行くことになりました。良い天気に恵まれて、夜は花火もあり海の静けさに心鎮まりました。宿で働く人がまたすごく優しく、丹後ちりめんを作る会社の人で、マグダさんが織物に興味があるという事ですっかり仲良くなって、友情が続く様です。
 京都に戻って、私は東京に帰りました。マグダさんは石庭、金閣寺など回って、錦市場を回りました。その後JRパスが消えたのです。がっくりでしたが、マグダさんはへこたれず京都を楽しんだようです。
 翌日はさすがに何もせずやすみました。そして東京のワークショップの準備でした。
 東京の参加者が少なくてマグダさんには申し訳なかったのですが、バアルシェムトヴの話をすごく期待していたので、とても楽しみました。良い話でした。バアルシェムトヴの子供時代と父と母の話は心温まります。
 その後は秩父にお連れしておそばを食べ、秩父銘仙の博物館を見ました。それも楽しかったです。織と染めに10人づつ生徒がいて働いているのがうれしかったです。
 翌日は恐山に目指して八戸に行きました。松田さんに父の事を聞きました。父の愛情をすごく感じてうれしかったです。恐山は上天気でなおかつ人が少なかったのでとても感動的でした。良い思い出になりました。浄土とはこのようなところかと死への恐れがへりました。翌日はマグダさんは離日でした。

マグダさんの出エジプト記

 マグダさんのワークショップが始まりました。土日の「出エジプト記とカバラ」はとても面白かったです。マグダさんの物語の語り口は分かりやすく感動的でした。モーゼの旅は私たちの成長の旅と重なります。それでいろいろ考えてしまうのです。瞑想も面白かったです。マグダさんはとても創造的で、これらの瞑想も自分で考えたりするようです。ユダヤの歌を歌ったりするのも楽しかったです。大阪からも参加していただき、楽しい時を持ちました。

 終わった次の日は富士河口湖の近くの久保田一竹の美術館に行きました。その辻が花の30連作に圧倒されました。彼はシベリアで抑留されて見た太陽を着物にしていました。すごい輝きでした。そこでお茶を頂き帰ってきました。素晴らしい一日でした。マグダさんは水曜日は神代植物園に一人で行きました。そこでバラや木槿の花を楽しみました。蕎麦も食べたようです。

 私はハレビさんの本を出してくださった出版社の社長がお亡くなりになったので、線香をあげに行きました。そこでとてもユニークな方に会いました。絵本作家でもあり、古代史の研究家でもあり、ユング派の心理学をなさっているかたです。なかひらまいさんとおっしゃって、カバラも興味あることなのでいつかご一緒することができそうです。楽しい出会いと語らいでした。

9月のILCとマグダさん来る

 9月の水曜日クラスと土日クラスの「セルフトーク」のワークショップが終わりました。だんだんどう自分を変えていくかが分かってきたように思います。今皆さんは2人づつ組になって毎日の瞑想に取り組んでいると思います。これが奇跡を生む瞑想なのでがんばってください。忘れちゃったときはくじけず、気を取り直して取り組みましょう。

 土曜日にマグダさんがいらっしゃいました。この後のワークショップが楽しみです。マグダさんも自然が大好きで、日本ではいろいろ庭を見たいと思っています。自分をファマーティチャー(農家で教師)と呼んでいるくらいで、花や木の名前をよく知っています。先日飯能の曼殊沙華の巾着田に一緒に行きました。そこも3年ぶりのお祭りができて沢山の人が出ていました。大雨の後なので、花はもう終わりと思いましたが、まだ真っ赤な色がだきれいで、川の流れ(高麗川)も涼しくて楽しみました。帰りアリサンカフェでランチも美味しくて大満足。その上、高麗神社に行こうという事になり、ところが思った以上に遠く、なおかつ暑く、へろへろになって高麗神社に着きました。でも途中木槿の花が美しかったです。神社の隣の聖天院にも美しい庭があり、また神社が清らかで、来たかいがありました。帰りはタクシー!でも楽しかったです。