酷暑の夏がやっと過ぎ、秋らしくなってきました。まだ関西以西は暑いようですが、それでも38度や39度の日はなくなっているようです。しかし、台風や地震で大阪や北海道は大変な思いをしている方が多くいられます。早く日常が戻るように祈ります。
私たちもスペインで台風のことを知り、メンバーに関西に帰る人がいましたので焦りました。イギリスのヒースロー空港でなんとか代替のJALの最後の一席を取る事ができ日本に帰れることになりました。不幸中の幸いというか聖なるお方の助けとほかいいようがありませんでした。
じつは私たちはカバラの夏の学校に参加した後、スペインのカバラの聖地を回っていました。トレドとセゴヴィアです。トレドは中世スペインの首都だったそうですが、ユダヤ人とアラブ人とスペイン人が互いにカバラを学びあった聖地です。最近ユダヤ文化の見直しが盛んになって、町のいたるところにユダヤ人街の案内やメノーラを売る店が増えていました。白いマリア教会はしっかりシナゴーグとして案内されていましたが、私が最初に行った時は、ユダヤとの関連は伏せられているようでした。白いマリア教会は素敵です。アラブ様式でシンプルで清楚でした。お土産屋さんも充実していました。
セファルディ博物館も祈りが満ちていました。ユダヤ人の隆盛が偲ばれました。
来る時に仲良くなったマリアさんが面白いところを案内してくださりました。マリアさんは美術学校で数学を教えていたという面白い人でした。日本が神道であることも知っていました。彼女の学校をちょっと見せてくれたり、地下の遺跡に案内してくれたり、個人の家がどうなっているか友人の家の中に入らしてくれたりしました。