東京でのマグダさんのワークショップが終わった次の日から、小布施へのミニツアーに行きました。一つはS氏の旧宅を見に行くこと、もう一つは北斎の絵が残されているのを見たかったというのが理由でした。
小布施は素敵な町でした。着いてすぐ岩松院に行きました。北斎の肉筆画の龍が天井画に残っているのです。色の美しさにびっくり。岩松院も桜や水仙の花で美しく、静かな雰囲気と共に心に染みました。
その後北斎館に行きました。そこで北斎と高井鴻山との友情や北斎の人生を描いた映画がとても良く出来ていました。英語の字幕がついているし、最後のシーンにライデンのシーボルト記念館の方がオランダ語で北斎を褒め称えていました。マグダは突然のオランダ語にびっくり。北斎をヨーロッパに紹介したのはシーボルトだったのです。そして北斎の絵はフランスの近代絵画に印象派に影響を与えることになったのです。思わぬオランダと日本のつながりを実感することになりました。まるでマグダのための旅行でもあったようでした。
その後アケビの湯という温泉に泊まりましたが、そこでもマグダさんにベジテリアン料理を供していただいて感謝でした。
翌日は松代に行き皆神山に上りました。桜や枝垂れ桜が満開。正に皆神神社の春祭りに行き当たりました。巫女さんの踊りも見ることができました。そこにいたる道で天の岩戸とか大本教の石碑など不思議なエネルギーのある神社でした。桜の美しさと共に忘れられない体験となりました