夏の学校で来春のジョアンナとカートの来日に会わせて日本のミニツアーを計画しています。それを皆さんに連絡して参加を呼びかけました。そしてロンドンに戻ってきました。次の日は午前中はフリーメイソンのグレートロッジに行ってきました。そこでもハレビさんはカバラを教えていたそうです。そこで勿忘草のアクセサリーを買いました。第一次世界大戦後フリーメイソンの人々が貧しい人に経済的に援助して助けたので、助けられた人々がそれを忘れないというので、勿忘草をシンボルに使うようになったそうです。午後はハレビさんがカートの家に来てくださって、ちょっとお話しました。ハレビさんは思ったより元気で、質問はないのかと私たちに尋ねました。教師は健在でした。その後一緒に食事をして、うれしかったです。ハレビさんはアイスクリームをしっかり食べていました。万歳。
翌日はスペインに飛んでにトレドに泊まりました。トレドはそこでアラブ人とユダヤ人とスペイン人とがともに助け合いカバラの勉強をしたところです。ゾハールという本が世に出たのもここです。白いマリア教会というシナゴーグに行きました。ここはアラブ形式の建物で、キリスト教の教会として使われていたのですが、美しく清らかな光に満ちていました。前に比べてユダヤ人と文化に対する尊敬が生まれて、町のあらゆるところにユダヤ人街を示すサインがありました。中世の雰囲気の残る町並みを歩きアラブ料理のレストランで昼食を食べました。
汽車で面白い人に出会いました。美術学校で数学を教えていたマリアという人です。彼女が夕方からトレドの町を案内してくれました。地下の発掘したところや、お友達の家の中のパティオを案内してくれたりしました。私に神道かと聞いてきました。東洋に興味があるみたいでした。トレドの素敵な夕日を見るのにアルカザールにも連れて行ってくださいました。すっかりトレドが故郷になりました。