先日見知らぬ人から、ゾハール(光輝の書)を貰って欲しいという丁寧な申し出をいただき、ありがたくいただくことにしました。即届きました。着払いでと申し上げていたのですが、送料をご負担してくださりお送りいただきありがとうございます。さてゾハールはスペインでカバラが栄えた頃、モーシェ・デ・レオンによって書かれたものらしいのですが、カバラにとっては実に偉大な本なのです。が送られたものはアラム語でかかれたもので、実のところさあどうしようというのが実感です。ちょうどこの後スペインに行くので、良いしるしです。いま習っているヘブライ語で読める日が来るのでしょうか。
でもゾハールと名前だけは聞いていましたので、これがゾハールなのかと感無量です。
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マタラ神を求めて
マタラ神が日光に祀られていると知り、日光東照宮にいってきました。今年は400年式年大祭ということで、人出の多いこと。不幸にも天候不順で2日間とも小雨でした。2日目は20度という涼しさで浅草に帰ってきた時は暑かった。
さてマタラ神が輪王寺常行堂に祭られているので、早速そこへ。孔雀にのった阿弥陀如来象の後ろに回ると、なんとあっさり赤い鳥居があり魔多羅神(マタラじん)が祀られていました。お堂の方に聞いても誰も中は見たことがないとのことでした。大変源頼朝の帰依が篤かったとか。又頼朝の神輿の紋が抱き茗荷でこれはマタラ神だと思いました。なにか源の頼朝もマタラ神と関係があるのか・・・
また東照宮や二荒神社などを見ると、太陽を現す金や銀の大きな円が正面に祭られていて、あきらかに東のアマテラスを意識しているのがかんじられました。家康か天海と家光の企てか、アマテラスの子孫である天皇を超えようとしているのではないかとおもわせるものでした。とにかくその装飾の多さは中国的ですね。また葵というのは賀茂氏の印ですね。考えさせられることの多い旅となりました。今度は仙台、毛越寺のマタラ神を追いかけたいです。ご一緒しましょう。
東京フィリング夏合宿
16日に夏合宿が無事終わりました。天候に恵まれて、割と涼しかったのがありがたかった。また夕日の滝の水量が去年の倍以上でした。24時間トークも皆さん真剣に取り組んでくださって,得るものが多かったようです。気がつく事が沢山あり、感謝や日常生活をみなおしたりでした。私も最近のことをカミングアウトしたので、結構つかれた。すっきりしました。
滝は土曜日だったので、水量も多いけれどギャラリーも多かったのですが、皆さん滝に集中して、自然への尊敬に満ちてよい滝行でした。堀川さんの先導はとてもすばらしかった。北海道から来て下さってありがとう。また大阪から参加してくれた柴山直毅さんと横浜から参加して下さった内田さんありがとうございます。来年もまたと約束しました。
24時間沈黙の行が終わって最終の夕飯は開放感で一杯でした。皆さんどうなることかと参加した人も皆さん参加してよかったと、こんな贅沢な時間はなかったとおっしゃってくださいました。ソロモン先生の行と滝行のコラボすてきです。
2015年10月イヴェント案内
カバラの道コースは、いまカバラの歴史をまとめ、その部分を参加者がまとめて研究し発表しています。7月は磯さんがスペインで花開いたカバラの最盛期を発表しました。登場人物がみな大物ばかりなうえ、カザール帝国も扱ったので、大変でした。でもとてもおもしろかった。6月は和賀さんの発表がおもしろく、資料がしっかりしているので、後がやりにくいと評判でした。この後も発表が続きます。誰でも参加Oなのでおいでください。
今年のカバラの夏の学校はジョアンナとカートが率います。日本からも今年は6人ぐらい参加します。その後ハレビ先生にも会うチャンスがありそうです。またストンヘンジにも行けそうです。世界中のカバラを学ぶ人々と会うことができると、ちょっと視野が広がります。楽しみです。
9月20日から23日まで関西では高野山で夏合宿です。また富山でのカバラ入コースがはじまります。楽しみにしています。10月は沖縄と広島にまいります。
松本ひろみ