久しぶりに古事記講義でした。天のホヒの話からでした。今日はだいぶ古事記がすすみました。知らすと言う言葉は統治するという意味でも、天つ神に使われ、国つ神にはうしはくと使うのだそうだ。奥尻島などの尻もこの知りからきているとか。
葦原もあしが良くないので「よし」に変えたので吉原の名前ができたそうで、これは名古屋から徳川家が連れてきた名前らしい。
思いかねの神を祭るのは戸隠神社だそうです。たけみかづちと武南方がこんがらがってしまいましたが、建みなかたは香取神社の祭神で、物部なのだそうです。鹿島も香取も不思議なところ。鹿島は藤原氏の神が祭られているところですよね。その神が鹿に乗って春日大社に着たとのこと。直にはこなかったようですが。
加茂氏は伊豆の三島にもきて、これも物部系とか。物部はまだ分かってないのですね。菅田先生の講義はますます快調!
次回は12月5日です。みなさんお待ちしています。
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夏の学校(5)
ゴンサーロさんは、もともとマドリッドにすばらしい家をもっていたのですが、トレードが好きで、去年部屋を借りて住んでいたのです。それをブランカから聞いて知って、連絡したのです。夜遅く電車でトレードに着いて、駅からタクシーを使ったら運転手が女性だったので、びっくりしました。そしてホテルに着いてみるとゴンサーロからすでに電話が入っていて、フロントに私たちがいる間に現れたのです。何と彼は私たちが泊まるホテルの隣の建物に住んでいました。
翌日サント マリア ラ ブランカと呼ばれるシナゴーグに行きました。しばらくはキリスト教会として使われていたものをシナゴークとして復活させたものです。アラビア風の列柱が美しい。ハレビさんのツアーのときはそこで瞑想をしました。その時色々な出来事を見た人がいました。戦いとか殺戮とか・・・今回は随分鎮まっていて、不思議な感覚につつまれました。貴子さんは涙でしたね。磯さんも深い感動でした。
その後はアルカザールでランチ。11ユーロというリーズナブルでおいしいスペイン料理でした。その後は職人気質のコーヒー屋さん。マザパンのおいしい店も紹介してもらいました。また郊外まで車で連れて行ってもらい写真をとりました。写真はトレードのアルカザールです。
その後貴子さんが飛行機で荷物を失ったので、着るものと洗顔道具などを買う必要があり、店を紹介してもらい買い物を楽しみました。安くてセンスがよい物でした。
夏の学校(4)サラゴッサ
次の日はサラゴサに移動。マドリッドーサラゴサはとても混んでいて、帰りの切符を取るのはやっと、それも朝早くしか取れませんでした。サラゴサはあまり大都会ではなく、のんびりとしていて、特に歴史地区は美しく気に入りました。ユダヤ人街と思われる場所は、通りが狭く、でも美しく、薬屋さんや古本屋さんの古い店があってそれで満足しました。
マリアピラール教会前の広場に人々が繰り出して、のんびり夕方を過ごすのはうらやましいかぎりでした。翌日朝早く雨が降って、10時頃には上がってしまって真っ青な空です。この空と太陽はイギリス人は欲しいだろうなと思いました。サラゴサで食べたチョコレート屋さんにはびっくりです。トマトにもチョコレートをかけるのにはまいりました。
その夜ゴンサーロから電話があり、明日マドリッドからセゴヴィアに連れて行くというのです。ありがたく申し入れをうけて行くことにしました。セゴヴィアに行く途中、ゴンサーロのマンションに寄りました。オクションでしたよ。プールつき!眺め良し!
セゴヴィアはなんと十字架のヨハネがいたところでした。キリスト教神秘家で魂の暗い夜の言葉を残した人です。行ける事になるとは思ってなかったので大感激です。またローマの残した水道橋があるのでも有名らしい。日本人にも人気があるらしい。ユダヤ人街があり、大金持ちのユダヤ人の邸宅もあり、街の様子が優雅でした。食事もおいしかった。
そのあと、十字架のヨハネのいた修道院に行きました。静かでした。信仰も生きている感じでした。マドリッドへの帰り道は、松林の中を走り、古い村のカフェでお茶。いつまでも暮れないスペインの夕方ほど豪奢なものはないというのが一番の感想。 もうちょっと日本人も暮らしによろこびがほしい!