カ バ ラ・・・ ユ ダ ヤ 神 秘 思 想 自己とは何かに、答を出そうとした人類の苦闘の証しである。 神とはなにかを体験したいという人類の夢の追求である。 人間の生きる意味に答えようという壮大なチャレンジである。
私たちは何処から来て、何処へ行くのか・・・ この世界の底に横たわる真理とは・・・ 人類の共通の問いに答えるべく、西洋文化の地下水脈のようにユダヤ教・・ギリシャ哲学・・キリスト教を流れている霊体系である。 錬金術、フリ-・メイソン、薔薇十字、オカルティズム、神智学、みなカバラにつながる。 カバラはユダヤ教のエソテリックな教え(外部には出れなかった教え)であるが、カバラとは『受け取るもの』という意味。アブラハムがメルキゼデクから教えを受けたたことから始まったという。 そして、師より弟子に口伝によってのみ伝えられてきたものが、今、開示され始めている。 カバラの学びは、『生命の木』を理解し体験することにつきる。あらゆる『生命あるもの』の底に『生命の木』は存在する。 『生命の木』を理解することによって、私たちは、マクロ・コスモスたる宇宙の森羅万象と、ミクロ・コスモスたる自己を理解する鍵を手にすることとなる。その鍵を使えば、ビジネスから、人間関係、恋愛、宇宙、物理学まで理解が可能になる。 『生命の木』を使って、私たちは日常生活においてのバランスの取り方を学ぶ。 それによって、霊的成長のための基礎を作るのである。そして、ヤコブの梯子を一歩一歩上がっていく。『生命の木』を上っていくのである。私たちの故郷、約束の地、源に帰っていくためである。 旧約聖書は、カバラ的に読めば人間の霊的成長の話となる。 占星術とタロットはカバラの2人の娘と言われる。すべて象徴を共有しているのである。カバラと『生命の木』の理解なしには、両者とも理解しえないであろう。 西洋における宗教、哲学、文学、美術、建築、医学、天文学、科学、心理学、教育、治療における優れた仕事を残した人において、カバラに接触していなかった人はいないと言ってもいいすぎではない。 シェイクスピアもシュタイナ-も、かのイエス・キリストも偉大なるカバリストであった。カバラと神道の共通点も、日本人にとっては、興味深い視点である。
カ バ ラ と フ ィ リ ン グ
カバラはユダヤ教の密教(外部にはだされなかった秘教)である。全ての大きな宗教はこのエソテリックな教えを持つ。秘教が私たちに伝えようとすることは皆同じである。 そこでは宗教間の対立はない。ポ-ル・ソロモン師はその見地から、あらゆるエソテリックな教えを学ぶことを提唱していた。特に東洋と西洋の教えの統合、そして両者の文化が互いを認め合うことを願っていたのである。 そのためにフィリングはカバラと真言密教を学ぶ講座を開いている。 毎年ソロモン師のパ-トナ-であったシャロン・ソロモン女史を招き、ソロモン師のILCとカバラを継承するワ-ク・ショップを持っている。 ILCの多くは、カバラの教えから取り出されている。カバラの理解なしには、ILCの理解も十分とは言えないであろう。
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