センティメンタルジャーニー

人生解読ワークショップをひかえて、突然私が少女時代を過ごした、甲府に行きたくなりました。ずうっと思っていたのですが、これは良いチャンスと思い行ってきました。
私が住んでいた家はもちろんありませんでした。父の勤めていた病院の医師用の官舎でした。その代わり医師会館がたっていました。隣にあった赤線は少しその雰囲気を残していましたが普通の住宅地になっていました。よく買い物に行かされた穴切新道は穴切通りと名を少し変えていました。それがあまりに小さな通りなのでショックでした。その名のもとになっている穴切神社は大神社となり、昔の面影を少し残していました。国家開拓の神らしいのですが、スサノウも奉っていたので、出雲系なのかしらなどと思いました。宮司さんは、3ヶ月に赴任したそうでわからないと言われてしまいました。でも神楽の練習会などをやっていて活動があるようでうれしくなりました。
その夜は眠れませんでした。甲府で過ごしたころの自分の心や感情、父と母の葛藤などを思い出して、今の人生を考えたり不思議な思いや切ない感情が静まりませんでした。ちょっとしたセンチメンタルジャーニーでした。