カバラの先生滞在記(5)

11月20日(水)朝はスパーホテルの朝食。ちょっとまごまごしましたが、目の前が黒門市場でした。そこで思い出したのが安い中古の和服屋です。お金を取り出して、なんとカードでお金を引き出せるのは郵便局なのです。市中銀行はだめなのです。日本はまだ経済的に鎖国状態ですね。なんとかしてほしい。・・・とにかくお金をもったので、和服屋に。ジョアンナとダルマは素敵な着物を見つけて超うれしそう。ここは着物が500円からです。これ以上安いところを知らない。着物は重いので宅急便で所沢に送り、高野山に電車で出発。南海電車の車窓は紅葉や深山がうつくしかったです。高野山についてミゲルは故郷に来たようだととても気に入っていました。ミゲルは日本で坊さんでもやっていたみたいですね。奥の院ではちょうど読経の時間でその深い声が心にしみました。
部屋に帰って、お風呂の時間。大きな熱いお風呂に大満足いただきました。その後の食事は上段の間でいただきました。皆浴衣とどてらを着ておかしかった。カートには全て小さくて、わんぱく小僧のように見えました。ダルマはその姿でお茶を注いで回って、ハンガリアンゲイシャと好評でした。
11月21日(木)早朝の勤行。カートさんとジョアンナさんが焼香しました。その姿に涙がでそうになりました。とても日本に尊敬を持ってくださっているのがわかりました。