ジョアンナさんから悲しい知らせが来ました。イサクさんが日曜日亡くなりました。もう90歳を過ぎていて、ここのところ前奥さんが亡くなったり、親しい友人を失ったりで、元気を失っていたそうです。夏の学校でもお会いできなかったり、私たちが帰る直前、緊急入院したりでしたので、回復を祈っておりました。年取ってこんな風に生きられたらいいなと思う人でした。なんにでも興味があり、食慾大盛、問題行動のある少年たちの面倒を見たり,その子達にカバラを教えたりもしたと聞きます。神戸にマンションを建てに来たりしたこともあり、震災後のマンションを見にお連れしました。立派に残っていました。外側の坂につけたエレベーターを他のマンションも真似していました。ハロルドさんが「真似は最高の賛辞だね」と言ったことが思い出されます。
神道カバラツアーのために何回も来日して準備のために助言してくださいました。最後にはユダヤ人が日本に来たと信じていたのではないかしら。楽しい賢者でした。空手を習っていたので、日本文化の良き理解者でした。イギリスで初めて空手教室を公共の場で開いたそうです。今はゆっくり私たちを見守ってくださっているでしょう。現実世界でお会いできないのがちょっとさみしいです。